女性と毎月のお付き合い”月経”
この月経と運動との関係について
月経と女性
女性にとっては長いお付き合いの月経。
現代だと平均で12歳~13歳で初潮を迎える。
閉経の平均は50歳~51歳。
つまり約40年ぐらいのお付き合いをする、女性の人生の中ではとても付き合いの長い
パートナー。
月経は出血を伴うのと併せて、人によっては腹痛(生理痛)、腰痛、頭痛、倦怠感や気分障害など様々な症状が現れることも。
私自身高校時代は生理痛がひどく、鎮痛剤を飲んでも全く効かず一日中ゴロゴロと転がって耐えていた記憶があります。
普通の腹痛とは違って耐えに耐えがたい痛み・・・
同じ痛みを味わったことのある女性も多いのではないでしょうか?
出産を機にこの痛みも和らぐという話を多々聞いたことがありますが、これは出産により
出血の出口が広がったためと言われています。
が、逆に生理痛がひどくなるケースもあるそう・・・
仮に前者だとしても出産は時期がこなければ経験しないこと。
ではこの様々な痛みや辛い症状を和らげる方法はないのか??
次はその生理痛を軽減させる運動との関係についてお話していきます↓
月経と運動
毎月付き合う月経による体のだるさや痛み。
この症状を軽減してくれるのが”運動と姿勢改善”
【運動がもたらす生理への効果】
✔運動をすることで筋肉が緩み生理痛の緩和へ繋がる✔骨盤へのアプローチにより骨盤の歪みが整い生理痛の緩和へ繋がる✔運動をすることでホルモンのバランスが整う
✔ストレスの軽減に繋がり自律神経が整う
などなど。
生理痛は骨盤の歪みや血流の悪さ、冷えなどでも起こりうるもの。
昔から”女の子は冷やしちゃダメ”と母に口うるさく言われていました。
実際、高校生の時酷かった生理痛。
当時はミニスカートが主流だったため真冬でも素足でミニスカートは当たり前。
なので毎月の生理が苦痛で苦痛で仕方ありませんでした。
でも、20歳ぐらいからそんな冷えやすい服装とも離れて、温めることを少しずつ意識してきた頃、少しですが生理痛が軽くなったことを覚えています。
そして大きな転機は”運動習慣”が付いてから。
20歳ぐらいからヨガにはまり2年ぐらい続けていました。
そして元は猫背で体もガチガチに硬かった私は毎日のストレッチもするように。
そしてその頃の生理は今までには考えられないぐらいに軽いものに。
その時自分の運動不足を感じました。
そして更にその後約4年ほど仕事が忙しくなりせっかく習慣になっていたヨガから離れてしました。
そのまた2年後企画営業の仕事をしながらヨガの資格を取得。
鈍っていた体はまた目覚め柔軟性のアップと生理前、生理中のだるさも軽減されました。
この繰り返しこそが私の中で運動をすることによって月経が軽くなる事を悟りました。
医学的にも冷えや血流の悪さは生理痛の悪化につながるとされていますが、これは自分の体で体感するのが一番実感しやすい。
今ではほとんどが軽い毎月ですが、自分の生活、運動習慣レベルでその軽さの程度が事前に予測できる様になりました。
そしてその予測は面白いぐらいにあたります。
ぜひあなたもご自身の体で体感してみて下さいね。
月経と姿勢
次に月経と姿勢の関係。
前にもお伝えしましたが、骨盤の歪みが月経痛を酷くする原因に。
これは骨盤が歪むことで骨盤の付近、内部にある女性器が圧迫されるために痛みが起きます。
なので姿勢がとても大切。
骨盤だけではなく背骨の歪みや猫背、巻き肩の改善をすることで生理痛への緩和が期待できます。
実際私も運動習慣とあわせて姿勢改善をしてから生理中の腰の重さや体のだるさがなくなりとても楽になりました。
姿勢は生理だけではなくダイエットや日々の快適な体にも効果的。
姿勢とダイエットの関係性についてはこちら
→姿勢改善とダイエットの意識と習慣
姿勢が良くなると血流もよくなるため、運動習慣とプラスの効果も発揮されます。
なのでやっぱりSETで考えて頂くことをおすすめします。
まとめ
これまでにも何度もなんども話してきた運動と姿勢。
そして今回は月経との関係性。
月の満ち欠けと共に繰り返す女性の40年来のパートナー
マイナスの面にフォーカスしてしまいましたが、月経は子供を産むために必要で大切な宝物。
男性にはない女性だけの特権でもあります。
そして女性らしくいるために必要な女性ホルモンの分泌もこの月経がなければ作られない。
痛みや辛さはその代償と先の幸福のため。
そう考えれば少し好きになれるかも?
そして自分自身の体のケアの仕方でより好きになれるかもしれない。
人生のほぼ半分を共にするパートナーだからこそ、
関係性を良好に上手に付き合っていきたいですね。