”間食”
『ほんの少しだから』
このワードを聞いた時に『あ、私も・・・』
と思う方多くないですか?
この記事ではそんな「ほんの少し」が悲劇を呼ぶ”間食の悪魔について
色々書いていきたいと思います♪
自分が1日どのぐらいの間食をしているか知っていますか?
まず「ほんの少しだから」としている間食。
そもそもどのぐらいしているかを把握できている人はほとんどいません。
あなたはどうですか?
自分が1日に摂っている間食がどのぐらいの量か把握していますか?
◇例にして具体的に出してみましょう◇
例:お昼ご飯のあとのデザート(ケーキ・チョコレート・クッキー・プリン・その他・・・)
仕事の夕方休憩にちょっと甘いもの(チョコレート・クッキー・その他お菓子など・・・)
夕食後の甘いもの(アイス・チョコレート・ドーナツや焼き菓子・プリンやお菓子・・・)
※()内はいずれかを間食したという程になる。
仮にこの間食を1日していてそれが毎日続いているとしたらどうでしょうか?
1回1回の間食は少ないかもしれない。
けれど、積り積もった間食のカロリーは結構なカロリーになっていきます💦
なので”ほんの少しの間食”
をあなどってはいけないのです。
カロリーについては目次2にてお話していきます↓
間食のカロリーと3食の食事を考える
1.でお話した”間食”
その間食のカロリーと間食以外の3食の食事との関係について。
1日の摂取(食べる量)カロリーは成人女性でおよそ2,000㌔カロリー。
ダイエットをしている女性は個体差はありますがおよそ-300㌔カロリー。
ですが、もし3食のカロリーに間食が加わったらどうなるか・・・
1日の摂取カロリーはオーバーする事間違いなしです!
◇例にしてカロリーを考えてみましょう◇
※1日約1,600kcalの女性→Total1,680kcal摂取の1日
ヨーグルト 100kcal
プロテイン入りスムージー 180kcal
玄米パン1個 200kcal
玄米ご飯200g 250kcal
サラダ 45kcal
卵料理 150kcal
鶏肉料理 200kcal
お惣菜 55kcal
キャベツの千切り100g 24kcal
豚肉の生姜焼1人前 約150g 375kcal
納豆1パック 100kcal
この3食でおよそ1,680kcalを摂取。
そこに間食のカロリーが+になれば確実に1日の摂取カロリーをオーバーします。
ではそこで女性が特に間食しやすいお菓子やデザートのカロリーをあげてみます。
このカロリー。見れば書いてあるしネットでも調べればすぐ分かる情報です。
でも意外とこれを知っている様で知らない人が多いんです!
まずは女性のほとんどが大好きな”チョコレート”
チョコレートはカカオが75%以上のものだと身体に良いと言われていますが、では私たちが日頃よく
コンビニなどで買えるチョコレートはどうなんでしょう??
カカオの成分が少ないものには必ず多くの糖(砂糖)が含まれています。
つまりカロリーや脂質が高いという事です。
例えば・・・
■明治ミルクチョコレート CUBIE→234kcal
■クランキーポップジョイ→249kcal
■CUBIEハイミルク→213kcal
などなど・・・ほとんどが200kcal以上!
このカロリーおにぎり一つとほぼ同等のカロリーです。
中にはおいしいOFF砂糖0→163kcalなんていう低カロリーのものもありますが、
でもここで注意して欲しいのがカロリーだけではなく成分の中身!
高カロリーでも糖質をカットしている商品
低カロリーでも糖質や脂質の多い商品
など成分をよくみると様々です。
ダイエット(減量)で必要なのはカロリーコントロールももちろんですが、
脂質や糖質といった中身を気を付ける事も痩せやすい身体、太りにくい身体を作って
いきます♪
女性が大好きなチョコレート
『甘いもので一番何が好きですか??』
という質問を良くパーソナルの女性のお客様にするのですが、
9割の方が”チョコレート”と答えます。
実は私もチョコレートは大好きで、なので夕方になると食べたくなってしまう
気持ちが良く分かります。
特に頭を使うデスクワークの女性…
私自身以前は企画営業職をしていたのですが、夕方になると血糖値が下がり
チョコレートを食べたくなる。
今でも血糖値が下がるとチョコが食べたくなります。
そう、この血糖値が女性が男性よりも甘いもの好きで中でもチョコレートが好きな理由を生んでいるんです!
■男性よりも女性の方が自律神経による緊張に弱い為血糖値が下がり易く甘いものを
欲する。
【チョコレートの効果】
■チョコレートは血圧をあげてくれるがGI値は緩やかにあげてくれる
GI値が緩やかにあがることは急激に上がるよりも太りにくくしてくれます。
■チョコレートに含まれるカカオマスには、テオブロミンというカフェインに似た成分が含まれていて、血管拡張薬、中枢神経刺激薬、利尿薬としても使われています。
テオブロミンは血管を広げて、眠気を醒ましつつも、カフェインよりも穏やかな効果があり、効果も持続するので精神の安定に良いそうです。
■チョコレートには俗に「恋愛物質」と呼ばれるPEA(フェネチルアミン)が含まれていてキスよりも高い高揚感が得られるとも言われているそうです。
ちなみに・・・カカオ70%以上の高カカオチョコレートを食前に食べる事で食事による血糖値の上昇を抑えてくれると言われています。
1日25gぐらいのチョコレートを朝・昼・夜の前に食べると効果的と言われているそうです。
食事の順番はとても大切で、その順番によって太り易い身体になるか、
否かも左右されてきます。
食事だと”ベジタブルfirst”
と言われていますが、
高カカオチョコレートを食前に適量食べるのも有りかもしれませんね♪
間食をやめずに太らない方法は??
女性に多いのが、間食をやめる事ができないというお悩み。
これには先にもお伝えしました、男性とは違う身体の仕組み、ホルモンや自律神経との関係もあります。
”間食”って大したことない様に感じる人が多いのですが、3食の食事よりも怖いんです。
なぜなら、満腹感はあまりないのにカロリーは主食で摂る炭水化物などと変わらないから。
例えば大福を1つ食べた時約230kcalほどのカロリーを摂取しますが、大福1つでも小腹が空いた時にはお腹も満たされますよね。
それが間食がチョコレートケーキ約370kcalだったらどうですか?
たぶん軽いのでそこまで満腹感はないかと思います。
この様に、それほど変わらないカロリーのものを食べても満腹感が違う。
そしておにぎり1個分とカロリーはほぼ同じ。ケーキに関してはおにぎりよりも高カロリーです。
そして大切なのが成分。
大福などの和菓子はほぼ糖質でできているため脂質がとても低いのに対し、チョコレートケーキなどの洋菓子は脂質が多い。
脂質が高い食べ物を摂りすぎると、身体の表面だけではなく内臓の脂肪も増やす事に。
とはいえ脂質は3大栄養素の1つなので適度に、質の良い脂を摂ると身体にも良いとされています。
そして和菓子は脂質は低いとはいえ糖質の塊り。
こちらは運動前の糖質補給や適度に摂るには良いですが、摂りすぎは禁物です✖
では、本題の間食をやめずに太らない方法は??
それは『食べるものを選ぶ』です。
脂質も質の良い脂をとお伝えしましたが、間食も同様で、間食するものを選べばいいんです。
ダイエット中に関しては間食はやめる方がBestですが、血糖値の問題や身体の問題で逆に食べない事がストレスや身体の不調を招く事もあり得ます。
なので必要な時は食べるものを選んでください。
ダイエット中の食事については ダイエット中に食べていいものってなに??もご覧ください。
どうしても間食したいときのお奨め
②ナッツ類
③高たんぱく低脂質ヨーグルト
④するめやあたりめ
⑤さつまいも(乾燥芋)甘栗
⑥おからクッキー
などなど・・・
これらはほんの一部ですが、代わりになる間食は意外とたくさんあります。
是非ぜひまずは一度試してみてくださいね♪
”食習慣も運動習慣も1度変えると必ずその習慣に身体が慣れてきます”
その変化を間食でもご自身の身体で体感してみて下さい。
きっと今までのお菓子などに対する概念に変化がでて、間食していても
太らないってこういう事なんだ。
と感じ身体への変化も体感頂けるはずです♪
そして”ほんの少しの間食”が引き起こす悲劇を防ぐ事もできるでしょう。