39.女性と仕事

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”女性と仕事”

壮大に思えるこのテーマ。
何を伝えたいかというと女性にとっての生活と仕事との共存について。

あなたも悩んだこと、考えたことありませんか?

その関係を運動や食事の習慣とも紐付けてご紹介します。

 

現代女性の社会進出

現代の女性はここ数年でも男性と変わらないぐらいの社会進出が進みました。
※平成30年時点:3,014万人/前年比77万人増加

しかし何年経っても身体やホルモンバランスの仕組みは変わらない。

本来の女性と男性の役割をご存知ですか??

女性は家で家と子供を守る
男性は狩に出る⇄現代に置き換えれば仕事をするということ

こう見ても分かる様に男性には変化のない所女性はどうでしょうか?

この数年で進んだ社会進出で家や子供えお守る以外に男性と同じ役割も担っているのです。

もちろん現代の男性は昔に比べて家事や育児に協力的な人も増えているのも事実。

◆2021年の独身男性の家事分担負担50%以上を希望
◆75%の男性がパートナーの共働きに拘りなし

というデータもあります。(PR TIMES調べ)

すごく嬉しいデータですね。
けれど現実はやはり女性の負担の方が多いと思いませんか?

そして体力やホルモンバランスによる身体の影響、女性特有の疾患などなど男性よりも不利なのは目に見えて分かる事実。

現在は企業でも女性の健康を重視した取り組みや生理休暇、その他妊婦さんにはタクシー通勤を許可するなどの
女性に優しい取り組みをしている企業もあります。

嬉しい限りです。
しかしまだまだ女性にとっては厳しい現状なのも事実。

何があれば女性の社会進出、活躍にもっと効果が出て企業の業績もUPできるのか?

『企業や男性の理解』

男女平等なら平等に働き成果を上げろという声も飛び交うと思いますが、もしも男性が女性と同じ身体の仕組みになったら果たして今と同じ様に働けるでしょうか?

私はNOだと思います。

研究結果などエビデンスがあるわけではありませんが、これについての研究をいつかしてみたいなと思ってしまいます(笑)

【私が試したいこと】

✔︎生理痛と同じ痛みを男性に体験して欲しい
✔︎PMS症状を体験して欲しい
✔︎ホルモンバランスによる変化を体感して欲しい
✔︎女性の身体機能でこれまでと同様の活動をしてみて欲しい

お風呂 女性 きれいな足

個人的な意見ですが実に興味のある事です。

ホルモン剤などを安全に使用すればできるのでしょうか?

今後調べてみたいと思います。

 

女性の社会での役割

次に女性の社会での役割。
昔から現代になっても変わらず言われているのは

『家事は女性がやるもの』
『子育ては女性がやるもの』

日本のジェンダー指数は2021年も120位とかなり低い位置にいる(全156ヵ国中)

男女平等・女性の社会進出・女性活躍推進法

など女性にとって良さそうなフレーズは目に耳にしますが、これって実際どうなんだろうという疑問が私にはあります。

最近ではダイバシティなんて言葉も良く耳にしますが様々な制度を企業が設けてアピールする。

けれど実際この制度は活用されているのか?
実際活用できているのか?

という疑問。。。

なぜなら法人企業様向けに女性活躍促進法で三つ星評価を得ている企業様へ福利厚生のお話をさせて頂いた所、
1社は親身にお話を聞いてくださいましたが、健康促進になる取り組みは特にされていないとのこと。

もう1社は社員個人に任せていますの一点張り。
実はこの他にもこの様な返答の企業様が多かったのです。

確かに健康管理って自己責任なのかもしれません。
けれど制度や健康経営などを謳うのであれば、何かしらの提供があっても良いのでは?

という疑問が私の中に残りました。

個人の責任⇄企業の責任は?と。

デスクワーク パソコン


企業などでの女性の役割は年々変化が出てきています。
責任が増えたり、男性には気付かない細かな所にまで気を配ったり。

しかし報酬は男性以下。
現に、責任が増えても様々な理由(※特に身体やライフスタイルの変化)によって管理職を諦めてしまう女性が多いのも事実。

※下記記事もチェック👇

https://newmystyle-body.com/blog/female_hormone/

ここには生物学的にも男女差というものがあります。

◆まずは体力面→筋肉量は約30%男性の方が多く、女性は毎月失っていく鉄分も男性は女性と違って骨に蓄えることができます。これだけでも同じ生活をしていたら女性の方がきついのは一目瞭然。

鉄不足は私自身基準値の半分以下まで落ちてしまった事があります。
これって想像できないぐらい辛い。

この状態に気付かずに気合で頑張って過ごしていましたが、生理が重なるともう身体から血の気が引いていくのが
分かりやすいぐらいに分かり、その時思った事は
『出血多量で死ぬ時ってきっとこんな感じなんだろうな』と思ったほどです(笑)

1時間に1回は横になり足を高くして頭に血を送らないといられない状態。
仕事をしたくても貧血で頭は働かず、おまけに目も見づらい、頑張って見ようとするので頭が痛くなる。
坂道、階段で息切れ、足が重くてスムーズに進めない。

ちょっとの運動でもフラフラする。→これは私の場合仕事なので必死に隠し、何とか乗り越えました。

スマホの画面を見るのも一苦労でした。

こんな状態で男性と同じ生活ができるでしょうか??

そしてまた改めてになりますが、この状態で世の男性たちはいつも通りに働けますか?

◆次にメンタル(精神)面→セロトニン分泌が男性よりも女性は少ない。更に4割ほど減少してしまうことも。
つまり精神状態を崩しやすいのです。

このメンタルは身体症状よりも重要。

身体を動かすのは脳からの指令です。
つまり精神が弱っていれば思う様に動くこともできないのです。

この事実を踏まえた上で”女性の社会での役割”を今一度見直していける社会になれば良いなと思いますし、
私自身もそんな社会になる活動を引き続きしていきたいと思っております。

まとめ

”女性と仕事”

女性のヘルスケア産業が盛んになってきている現代を物語る様なタイトル。

女性の皆さんはこの記事を読んで頂きどの様にお考えですか?

きっと共感されたり、そうだ!そうだ!と思ったり、いやそれは違うでしょ。
と様々だと思います。

現代と言えども多種多様な意見や考えがあるのは当然で、むしろそれでいいと思います。

けれど何か1つでも当てはまることや、これからを生きて行く女性たちの参考、エールになりましたら幸いです。